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いつか見上げる空の色(57)【R18】 


「う、うん」
 ぼくが強い視線に負けて頷くと、コウさんはニコリと小さく笑った。
 それから再び、ぼくの股間に顔を向け、顔を近づけていくのが見えた。そしてまるで挨拶でもするように、ぼくの濡れた感じる先端に軽くキスをする。
「ひゃっ……」
 ぼくは思わず腰が引けてしまい、情けない声が漏れていた。
 コウさんはキスをした姿勢のまま舌を出すと、ぼくの先端に溢れ出して淫らに艶かしく光っていた蜜を少しずつ焦らすように丹念に舐めとっていく。そこが綺麗になってしまうと、ぼくが呆然と惚けたように見守る中、根元まで一気に口に咥え含んしまう。
「あ……!」
 その一瞬のぞくりとする快感に、ぼくは生唾を飲みこんだ。
 暖かくて柔らかい――、コウさんが口にしたあの部分から、そんな不思議な感覚が伝わってくる。もちろんそれだけで終わりじゃなかった。コウさんは口にぼくのものを咥え含んだまま、ゆっくりと頭ごと上下させ始めたのだ。
 ピチャピチャ――、そんな濡れた艶かしい音が、ぼくの耳まで響いてくる。
 その音を聞いていると、まるで耳からも犯されている――、そんな気さえしてくる。頭のどこかから、目を閉じろ、耳を塞げ――、頭の中で誰かがそう叫んでいた。けれどぼくはコウさんの行為から目を逸らすことすら出来ずに、見惚れていた。
「うわ……あっ!」
 ねっとりと絡みつくような未知の感覚に、すぐに我慢できなくなり喉の奥から悲鳴みたいな喘ぎが漏れてしまう。
 その瞬間、コウさんはチラリとぼくに視線を向けたような気がした。
 とても嬉しそうな顔をして、ほんの少しだけ微笑んだ――、そんな気がする。ぼくは自分が分らなくなる寸前で、とてもコウさんに気を向ける余裕なんてなかったから、あるいはそれは錯覚か思い違いだったかもしれない。
 とにかくその直後、コウさんはぼくの強張ったものを浅く口に咥えたまま、下の先端で一番感じてしまう部分を責め始めたのだ。
「ひっ……、ひあぁ……」
 暖かな口腔に包まれて搾り取られていくような感覚と、より敏感な部分から発する快感が押し寄せて、ごちゃ混ぜにになってぼくを一気に責めたてる。
「も、だめぇ……!」
 限界は一瞬で訪れた。我慢できる余裕なんて少しもなかった。
 どくどくと身体の芯から精が迸り溢れ出していく鋭い喪失の快感が、まるで火花を散らして一気に爆発したような気がする。鋭い快感の絶頂とともに頭の中が真っ白な光で満たされて――、それっきり、もう何もわからなくなった……

《続く》



R18部分は、これで終わりです(^^;)
原稿用紙で約29枚、延々と書いてしまいました、わははは…。



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