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お題SS「言エナイ言葉」 


「村井の大バカ野郎っ! 大っ嫌いだっあぁぁぁ!」
 ついさっき、それは十数秒前だった――、自分で叫んだ声が耳の中で木霊みたいに反響してた。そのまま消えてくれればいいのに、ずっと未練がましく残ってるのだ。
「おいっ、待てったら!」
 腕を強くグイッって掴まれて、つんのめって危うく転びそうになった。転ばなかったのは誰かがガッシリと抱きかかえてくれたからで、僕にはそれが誰だか分かってた――、案の定、振り返ると村井祐二の顔だ。
「あ……」
「あ、じゃないだろ……。いま信号は赤なんだぞ、マジで死ぬ気かよ」
 少し怒った口調を装いながら、祐二は軽く握った拳で僕の頭をコツンと叩いた。「どっちがバカ野郎なんだ、このバカ」
 赤信号――、その言葉に、ようやく今の状況を僕は理解した。
 困ったような顔をして僕の顔をじっと見ている祐二の視線に耐えられなくて、それを避けようと反対方向へ首をめぐらして顔を上げると赤い光がボンヤリ滲んで灯ってる。
 しばらく前から降っていた霧雨みたいな細かな雨と、それに加えて目から溢れた涙で僕の目は完全に曇ってたから、無我夢中で駆けているうちに、危うく赤信号で飛び出そうとしていたなんて、ぜんぜん気づかなかったのだ。
「ごめん、わるか……」
 最後まで言葉が続けられなかったのは、僕ら二人の目の前を大型トラックが轟音と共に通過していき、跳ねた大量の水が僕らをびしょ濡れにしたからで、何事もなかったように悠然と走り去っていくトラックの姿を呆然と見送ってから、僕は諦め気分で苦笑いしながら祐二の顔を見た。
 つい何十秒か前、わざと酷いことを言い、その傍らから逃げ出そうと駆け出したけど、陸上部の短距離選手の祐二から逃げ出そうだなんて運痴の僕には到底無理だったことを今さらながら悟ったから、もう苦笑するしかなかったのだ。
「お前のせいだぞ。これ、どうするんだよ、おい」
 冗談っぽく笑いながら、祐二は水の滴る自分の制服の胸元を指さした。「それにだ、どうして大バカで大嫌なのか全然、訳わかんないし、ちゃんと説明しろよな」
 
 交差点の隣は木立に囲まれた小さな公園だ。
 砂場と幾つか遊具があるだけの、いかにも子ども達の遊び場という感じの。いつもなら小さな子どもの姿があるのだけど、さすがに今日は雨降りだから誰もいない。
 ごく自然な動作で祐二は僕の肩に手を回すと、無言のまま、その公園に僕を誘った。
 僕らが向かったのは公園の隅にある小さなプラスチック製のベンチだ。滑らかで光沢のある表面に無数の丸い水滴が浮いてたけど、すでに僕らは濡れ鼠だったから、まったく気にならない。どっかりと祐二が座り、その傍らに、こうやって一緒にいるのも最後かもしれないな――、そう思いながら、僕も寄り添うように腰を下ろす。
「なあ、ここなら落ち着いて話せるだろ」
 そう言いながら、祐二は僕の顔を覗き込む。その視線に険しさはなく、穏やかだ。だけどそれが僕には辛かった。「それにさっき泣いてただろ、それも分かるように説明してくれよ。俺、お前を泣かすような悪さしたおぼえがないからな」
 やっぱり気づかれてたんだな――、僕は観念した。
 僕の顔が濡れてたのは雨が降ってたせいだ――、そう思っていてくれれば嘘をつき通すことだってできただろう。だけど泣いてた説明まで求められたら、もう本当のことを言うしかなさそうだ。
「あのさ」
 僕は言葉を探しながら、少し言い澱んだ。「村井に酷いことを言っちゃう前、何を話してたか憶えてる?」
「確かクラスの女子の話だよな、立花とかさ」
「うん」
 立花というのはクラスでもピカイチの可愛い子で、明るくて性格も悪くないし、人気がある。仮に人気投票とかしたら、学校中でも一番になるかもしれない、そんな子だ。
「その話してて、どうしてお前が……」
 途中まで言いかけながら、祐二は合点がいったように頷きながらニヤニヤ笑った。「ああ、そうか。お前もあの子が」
「違う、違うんだよ」
 僕は思いっきり首を横に振った。「村井も立花に気があるような口ぶりだったから……、つい。でも違うんだ、僕が好きなのは村井で……、やっぱり止めよう、こんな話。だって気持ち悪いだろ」
 僕の声のトーンは次第に落ちていき、きっと最後は蚊の鳴くような――、そんな声だったろう。
 できれば、こんな気持ちを伝えることなく、あのまま腕を掴まれずに走り去ってしまいたかった。赤信号で飛び出して運悪く車とぶつかり、そのまま死んでしまったほうがよかったかもしれない。その時、正直なところ、僕は心からそう思っていたのだ。
「せっかく話し始めたんだし、最後まで話してみろよ。聞いてやるから」
「でも……」
 僕はチラッと上目使いで祐二の顔を見、そのまますぐに俯いて足元に視線を落とした。
 少なくとも怒っているとか、嫌がっているような表情は浮かんでいなかったはずだ。そんな反応は今までの誰とも違っていたから、ほんの少しだけ僕は安心した。それに肝心なところは伝えてしまったのだ。今さら口に出したことは取り返しはつかないのだから――、そう思って僕は心を決めた。
「僕は女の子にドキドキしたりしないんだ。女の子とは友だちにはなれるけど、それ以上はありえなくて……、その……、ずっと今までそうだった。
 中学の時に好きになったやつがいて、まだ無邪気だったし何も知らなかったから、好きだって気持ちを伝えたことがある、そしたら全身で拒否されたよ。変態、気持ち悪いやつ、近寄るな――、そう言われたよ。でもそうなんだよ、きっと……」
 あの時の重苦しくて苦い思い出が頭の中で蘇ってくる。そんな思いを噛みしめながら、俯いたまま、ぎこちなく引き攣るように僕は笑い、ほんの少し間をおいて、息を整えてから再び言葉を続けた。「村井って、なんか変にベタベタする癖があるだろ、さっきだって自然に肩を抱いたりしてさ、僕、触られるの嫌いじゃないし、てっきり同類なんだ――、そう勝手に思いこんでた。ごめん、もちろん、そんなんじゃないよね」
「……」
 僕の問いかけに祐二は応えなかった。
 俯いたままだった顔を上げて祐二の表情を確かめるなんて、そんな勇気は僕には無かったから、次は何を話そうかと僕は一瞬、考えた。とにかく何かを話し続けなきゃ――、そんな思いに僕はとらわれていたのだ。
「そう言えばね、この前、クラスの女子たちがキャーキャー言いながら読んでたマンガが男の子どうしの恋愛モノだった。ちょっとだけ読ませてもらったけど、なんだか変だな、って思ったんだ。だって現実には男どうしで惹かれあうなんてこと滅多にないんだし……、その手の人がうじゃうじゃいるなんてね……」
 そんなのは――、そうとも、滅多にない架空の話なのだ。
 僕はずっと独りだった。
 もちろん両親はいるし、少し歳が離れてるけど兄もいる。今でも両親は仲がいいし、つい最近のことだけど兄が付き合ってるって女性を連れたきた時は、家じゅうがお祭りみたいに大騒ぎだった。両親が愛しあったから僕ら兄弟が生まれたんだろうし、兄も結婚したいなんて人がいるんだから、同性が好きだなんて感情は皆無に違いない。
 そんな家族に囲まれながら、心のずっと深いところで、僕は違和感を――、異端者だって感覚を持ち続けてた。
 もしこんなこと――同性が恋愛対象だなんてことが家族にバレたりしたら、いったいどうなってしまうんだろう、そんな思いが絶えず僕を苛んできたし、孤立に追いやってきたのが本当のところだ。
 もちろん僕は表面上は誰とでも穏やかに付き合うし、それが今では習性みたいになっている。だけど本当は寂しくて、どうしようもなかった。この地球に落ちてきた、たった一人の宇宙人――、そんな感じで。
 だから妙にベタベタしたがる癖のある祐二に出会い、本当のところを確かめる勇気もなしに勝手に同類だなんて思い込んでいただろう。思いがけず気持ちを伝えてしまった今だから、怖いほどそれが理解できたのだ。

「おい、大丈夫かよ」
 不意に肩を揺さぶられて我に返ると、心配そうな顔をして祐二が僕の顔を覗き込んでいた。祐二のほうが身体もデカいから、滑稽なほど窮屈そうに身をかがめている。「急に黙りこむから配するじゃないか。どうしたんだ」
「あ、ごめん」
 短く謝りながら僕は、ようやく顔をあげた。祐二が心配するほど長いあいだ黙り込んでいたのだろうか――、そう思うと、彼が少し気の毒に思えてしまう。おそらく訳のわからない話を聞かされて、その上、心配までしてくれているのだから。
「あのな、ぜんぜん話は違うけど」
 祐二は真面目な顔をして、わざとらしく咳払いをひとつした。それが何かを話し出そうとするときの癖なのだ。
 その表情が面白くて僕は笑った。
「明日、街まで靴を買いに行こうと思ってるんだけど、行きたかったら一緒に連れて行ってやるぞ」


 次の日、つまり今日は日曜日で学校は休みだ。
 祐二との約束は朝の十時に駅だったから、普段より遅く起きても大丈夫だったのだけど、いつも以上に早く目が覚めてしまい、僕は苦笑するしかなかった。早く目が覚めてしまった原因は昨日から、ずっと気になってたことがあったから――、僕の頭をグルグルと巡っていたのは昨日の別れ際にどうしても言えなかった言葉だ。
 明日はデートって思ってていいのかな――、たったそれだけの、だけど僕にとっては、とっても大事な意味を持つ言葉。
 ほとんど喉まで出かかって、でも口に出せなかったのは怖かったから。もし拒否されたら……、そう思ったら怖くて、僕は口をつぐむしかなかった。
 だから約束の時刻より早く着いた駅で、なんだかソワソワした様子で僕を待っている祐二の姿を見つけたときは、涙がでるほど嬉しかった。

 僕らが一緒に出かけたのはN市、県庁のある大きな都市だ。
 もちろん大都会というには程遠いけど、それでも僕らが暮らす町とは大違いだから、手に入りにくいものを買いに行ったりだとか、遊びに行ったりすることはよくあった。
 僕はてっきり部活で使うような靴を買いに行くのだとばかり思っていたのだけど、それは勘違いだったらしい。祐二が手に取ったのはカラフルな布を継ぎ接ぎしたようなデザインのスニーカーだったからだ。
「普段履くやつでさ、こんな靴が欲しかったんだ」
 そう言いながら嬉しそうに笑う祐二の顔は眩しかった。
 そんな感じで靴を物色した後、特に目的もなく、僕らは街の中をうろうろと歩き回った。
 ゲームセンターに行ったり、路上は暑かったから、涼みがてら本屋の中をぶらぶらと見て歩いたり……。昼飯は安いハンバーガーのセットを食べて――、そんな僕らを傍から見たら、デートなんて大げさなものじゃなくて、単に仲の良い友だち同士に見えただろう。
 昨日の唐突な告白の後、今までと何も態度が変わらない様子を見て、僕は何度、あの言葉を口にしようと思っただろう……。
 でも結局、何も言えなかった。
 僕は大きなガッシリした祐二の背中を追いかけていたたけだったけど――、だけどそれだけで僕は十分に幸せだったのだ。

 あと一駅で僕らの住んでる町へ着く。
 どんどんと後ろへ飛び去っていく窓の外の景色は明るい夕焼けから、次第に薄暗い夕闇へと変わっていき、僕らが駅に降り立つ頃には、すっかり暗くなっているはずだ。
 もっとも窓の外ではなく、僕は電車に揺られながらチラチラと祐二の顔を盗み見てた。祐二は軽く目を閉じたまま、でも居眠りとかしているわけじゃなくて、なにか考え事でもしている様子だ。
 やっぱりダメだったのかな――、そんな思いが唐突に頭の中に浮かび上がってくる。
 どんな言葉で僕ら二人の間の終止符を切り出そうか、そんなことを考えているんじゃないか、って思えてしまうのだ。
 もちろん今までだって二人の間に特別なことがあったわけじゃない。
 昨日までは仲の良い友だちで、ひょんなことから告白してしまったけど、まるでそんなことは無かったように祐二は振舞ってくれた。
 もし、ごめん――、祐二の口からそんな言葉が漏れたとしても、ただの友だちに戻るだけかもしれない。
 その時は、そう、その時は――、泣かずに笑顔で答えなくちゃ、ありがとう、って。


「おい、着いたぞ」
 ぶっきら棒な祐二の大声が耳元で響いた。
 その声に僕は現実に引き戻されて、キョロキョロとあたりを見渡した。どうやら電車は停車したばかりらしい。空気の抜ける音と同時にスルスルとドアが開いていく。
「おい、早くしろ。カバン、忘れるなよ」
 先に座席から立ち上がった祐二は急かすように僕の手をつかむ。
「あっ……、うん」
 慌ててカバンを持って僕は立ち上がり、祐二に手を引かれるまま電車から駅のホームへ降り立った。
 それだけじゃない。
 一緒に電車を降りた客からは奇異な目を向けられたけど、でもそんなことにはお構いなしで、ずんずんと改札を通り抜け、さらに駅の建物を出るまで、祐二は僕の手を離さなかったのだ。
「あのなあ……」
 そう言いながら、祐二がようやく握った手を放したのは駅前ロータリーの手前だ。
 それも信号が赤だったから、しかたなく止まっただけかもしれない。腕を組み、しげしげと僕の顔を見、そしてため息をついた。
「時々、ぼんやりする癖があるみたいだけど、それは直したほうがいいと思うぞ。昨日は赤信号で飛び出しそうになるし、話してる途中で急に黙り込んで心配させるし、今も変だった」
「……」
 それは本当のことだったから何も言えず、僕は次の言葉を待つしかなかった。
「と言っても、すぐには治りそうもないからなあ、しばらく一緒にいてやるよ。ひとりにするには心配だからな」
「えっ!」
 僕は耳を疑った。「いま、何て言った?」
「心配だからさ、一緒にいてやる、って言ったんだよ。お前と一緒にいて気持ち悪いとか、そんなこと全然思わないし」
 僕は、あんぐりと口を開いたまま、何を話したらいいのかも分からずに、ただ祐二の顔を見つめるだけだ。
 ちょうど頭の上にあった赤信号の光に祐二の顔は染まって見えていた。
 でも赤く見えたのは光の具合だけじゃなかったかもしれない。というのも何だか照れくさそうにしていたし、僕の視線に気づいた途端、わざとらしく視線を逸らしたからだ。
 その時、信号が変わった。
 単に信号が変わっただけじゃない、その瞬間、ぼくには世界そのものが変わったように見えたのだ。

《終わり》

どうしようか迷いましたけど、まだギリギリ6月なのでアップします(^^;)




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この記事に対するコメント

村井の気持ちが恋愛なのかは、微妙なところですが。

しかし この子は 放っておけない危うさと可愛さがあるようですから 
「心配だから 一緒にいてやる」の言葉は、素直に そう受け取って良いと。

思春期の頃 特に女子は、女友と (一緒にトイレに行くとか・・・) ベタベタする傾向があって その感情も 突き詰めて考えれば 疑似恋愛に近いかもしれませんね。

それはそうと 私、中高時代は、BLの世界と言うものを知ってはいても それは 遠いor架空な感じで 身近にあるとは全く知らずに過ごしていました。
(o ̄∀ ̄)ノ"ぁぃ、ウブだったの♪(笑)
今 どっぷり その世界を知ってる腐目線で あの頃に戻ったら どんな風に見えていたのでしょうね!?
( =_=) ジィー・・・・・(* ̄ω ̄*) ポッ...byebye☆

URL | けいったん #-

2014/07/01 11:58 * 編集 *

おはようございます、けいったんさん

おはようございます、けいったんさん
恋愛感情って少しずつ深まるものだと思いますけど、その初期段階でどうとでもなるような、疑似恋愛段階の曖昧な感じってのが、けっこう好きだったりします。
なにしろ、こういう段階だとエッチシーンも不要ですし(笑)

中高の時代は、まったく健全に過ごしておりました。
あのころの自分が遠い将来の…、つまり今の自分を知る事が出来たら「不純…」の一言で、冷たい目で見られてしまいそうです(苦笑)

URL | 海野史生 #-

2014/07/02 06:19 * 編集 *

最後の一文、主人公くんの喜びが手に取るように伝わってきて、読んでいるこっちも微笑ましくなりました。
友情と恋愛の境界線をまたぐあたりって、うずうずしてきていいですね~!
完全に恋愛に踏み込めてない感じも良かったです。村井が怖気づいて後ずさり、主人公くんが涙目になるとか妄想できそうです♪

(横レスで申し訳ないのですが)私の場合、高校時代から腐っていましたが、JUNE時代というのもあり、昨今のように身近で腐想像するなんて思いもよりませんでいた。
でも、同じクラスでマイナー部活を真剣にやっていた長身&低身長の男子二人がキャッキャしている様子は今でも脳内再生可能だったります(笑) 当時、低身長くんの方に片思いしていたのですが、あれは恋じゃなくて私の中の腐が活性化していただけだったのかしら(^_^;)

URL | えなり #-

2014/07/02 23:49 * 編集 *

おはようございます、えなりさん

おはようございます、えなりさん
同性に惹かれる人は20人に1人くらいだそうです。クラスに1人くらいの数ですけど、多いのか少ないのかよくわかりませんけど、微妙な数ですね。少なくともノンケの子だったら、怖気づいてしまいそうです。だから境界を踏み越えるのは勇気がいる気がします。

自分の場合は大学の頃から腐ってたようです。
コミックスになるのを待ちきれず、雑誌に連載されていた「日出処の天子」を「おーっ!」と思いながら読んでました。ただ身近さはありませんでしたね、惹かれつつも遠い世界の物語…、みたいな感じで。

URL | 海野史生 #-

2014/07/03 06:42 * 編集 *

等身大の高校生の日常が描かれていて、楽しく読ませていただきました。
交差点といえば、やっぱり赤信号スタートで、ラストは青信号ですよね。
私は最初、お題が発表された時、天邪鬼に考えて、青信号スタートで最後に赤信号をもってこようかな、とも思ったのですが、ハッピーエンドにするのは難しそうなので、諦めました。
十代の子特有のジェットコースターのように上り下りする気持ちが丁寧に書かれていて、祐二に対する一生懸命な思いが伝わってきました。

拙作の「雨降る道を」にコメントをいただきまして、ありがとうございます。
こちらを訪れて、ブログへアップされている小説の数の多さに、圧倒されました。
私がコメントして良いものか、と緊張つつ、お礼方々緊張しながらコメントを残させていただきます。

日出処の天子ですか。懐かしいですね。今はこういう話をかかれる方はいらっしゃらないなぁ、と思ってみたり。

URL | 富士紫みのり #0NPP3eD2

2014/07/04 00:20 * 編集 *

こんにちは、富士紫みのりさん

こんにちは、富士紫みのりさん
やはり交差点なので物語のスタートは赤、ラストは青がまとまりがいいかもですね。
最初に考えたストーリーは本作とは全然別モノで微妙にバットエンドな物語を考えてました。物語の開始時に主人公はすでに死亡、地縛霊になって交差点で相方を待ってるみたいな(^^;)、ラストの青信号で、めでたく昇天みたいな……。

「日出処の天子」と「BANANA FISH」が自分の場合は漫画方面の腐の原点です。小説などでは故栗本薫さんの影響が大きいんですけど、これもまた、ずいぶん昔の話になってしまいましたね。もちろん作品は永遠に不滅なんですが……。
つい昔が懐かしくなってしまいます。

URL | 海野史生 #-

2014/07/04 12:56 * 編集 *

遅くなりましたが拝読しました。
高校生モノのいいところは、これが果たして恋なのかどうか? 友達だと思っていたのに自分のことを好きだって? というような、想定外時の心の揺れ、だと思います。
主人公と祐二がまさにそうで、微笑ましくなりました。
主人公のほうははっきりと自覚している訳ですが、デートのような一日を過ごして祐二にも少し、伝わったのかな、そうだといいな、というところでエンドなのもいいですね。

クラスでそういった本をきゃいきゃい言えるような時代では、自分の時もなかったので正直羨ましかったり。
「日出処~」「BANANA~」、なつかしいなぁ。話がずれますが、自分は特に「BANANA~」が大好きでした。アッシュ~!!! 英二~!!!
……こほん。失礼しました。

自分も信号が冒頭トラストで違うのがいいな、と思いました。
ほんわかするSS、ありがとうございました。

URL | とおりあいみ #-

2014/07/04 20:52 * 編集 *

こんにちは、史生さん!
心がお亡くなりになっていたので、遅くなってしまってすみません…。

あのですね、村井くんとわたし、おなじ趣味かもしれません。
……靴が。
スニーカー、布の切り替えがある、カラフル。
このワードが出そろったところで、
「わたしの脳内妄想靴(笑)とおなじ!」とひざを打ちました。
ジーンズに映えるんですよね、そういう靴。
欲しい…。

ふたりがおなじ未来を生きるかどうか。
おなじ感情を抱いているのかどうか。
そこがわからないところが『いまとこれから』を想像させてくれます!
でも、きっと村井くんとの未来がどうであれ、
感情がどうあれ、
『放っておけない』タイプは傍にいなくても、離れてしまっても、
常にどこかで気にかかっていて、
「あいつ、どうしてんだろ。」と思うものですよ。
きっと。

27年の人間関係を重ね、そう感じます。

作中のBLへのツッコミ、笑ってしまいました。
たしかにそう!
でも同性に魅かれるひとって20人に一人もいるんですね…!
わたし、もっと少ないかと思っていました。

高校生。さわやかでよかったです!
ありがとうございました✧

URL | 砂凪 #-

2014/07/14 11:28 * 編集 *

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