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散り際のかっこよさ 

栄枯盛衰、諸行無常という言葉がありますが、どんなに栄華を極めても必ず終焉が訪れる――、そんなイメージでしょうか。世代交代が著しい今回のソチオリンピックのフィギュアスケートですが、ふと思うことがありました。

それはプルシェンコのかっこよさです。刀折れ矢尽きる状態で棄権し、そして引退だと思うんですが、そこまでして戦う姿勢がかっこいい――、そう思えてなりません。今回は強引に出場枠をもぎ取ったようで、その末の棄権でしたからロシア国内でも賛否両論があるようですが、戦いを挑み続けた末のことなので、こういうこともありなのかなあ…、とつい思ってしまいます。

>私は彼のヒーローだったかもしれないが、今は彼が私のヒーローだ
この残した言葉もかっこいいです。

>俺を倒したら、おまえの時代だよ
数年前に直に羽生に語った言葉だそうですが、こういう言葉がさらっと言える人なんですね、プルシェンコ。実力が備わってなきゃ、こんな台詞は言えません。


プルシェンコが動の人だとすれば、静の人はジョニー・ウィアー。
実はソチで再び姿が見られる――、そう思って去年からわくわくしてたんですが、去年10月に引退を表明。戦うというより魅せる人でした。往生際が良すぎるとも正直思いましたが、今思えば彼に相応しく、爽やかに去って行ったという感じです。

一方、どうなのかなあ、と思ったのは、誰とは言いませんが「今季限りで引退する」と選考前から表明した他の人々です。それが「背水の陣」ということは理解できるんですが、それって公に口に出すことなのかなあ――、と。今回が「背水の陣」なのは自分の心に刻んでおけばいいことであって、表明する事ではない気がします。刀折れ矢尽きる状態まで戦った訳でもなく、どうしても往生際が悪く思えてしかたありません。

ここまで男子の話題が多かったので、少しは女子の話題も。
浅田真央、安藤美姫の両選手とは同じ高校を卒業してまして、学部こそ違っていますが大学も同じです。高校を卒業した時は純然たる男子校だったので、共学になっている今の様子は少し想像できないんですけどね…。万事が優等生的な浅田より、何かと波乱万丈な安藤を応援してました。子育て頑張ってほしいです。(ちっともフィギュアの話してないし(笑))


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